01ハルシネーションを仕組みで検知する — AI の誤りを鵜呑みにしない
このツールの一番の肝です。Whisper は無音区間や不明瞭な音声に対して、定型文を繰り返したり、ありもしない内容をもっともらしく出力することがあります。試験勉強に使う議事録でこれが起きると致命的です。そこで、三つの条件——定型文フレーズの一致、音声長に対して出力文字数が極端に少ない、無音確率(no_speech_prob)の平均が 0.7 を超える——のいずれかで誤認識を検知したら、精度優先の設定(condition_on_previous_text=False など)で自動的にやり直す仕組みを入れました。ポイントは、この精度優先設定を通常時には使わないことです。常に適用すると通常時の精度がかえって落ちるため、検知したときだけフォールバックとして発動させる。AI の出力を信頼しきらず、誤りを後段で捕まえて補正するという考え方を、文字起こしの品質保証として実装した部分です。





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