✦ プロジェクトの概要 (TL;DR)
Tsumugu(つむぐ)は、noteで発信するクリエイターのためのAI共同執筆エディタです。「AIに書かせる」のではなく「書き手の思考を止めない」ことを設計の中心に据えました。エディタ本体はTiptapで構築し、AIの提案は本文のブロック単位で差し替わる仕組み(ブロックリプレース)にすることで、執筆の流れを断たずに推敲を差し込めるようにしています。さらに、マスコットキャラクター『つむぎ』が5つの表情で寄り添い、AIを冷たい道具ではなく並走者として感じられる体験を目指しました。企画・設計・実装まで個人開発で一人で担当しています。
01 課題
Challenge
AIが書く流れを奪う
既存のAI執筆ツールは生成が主役になりがちで、提案の量やタイミングが過剰だと、書き手のリズムや自分の言葉が削られてしまう——そう感じたのが出発点でした。
- 提案が多すぎて思考と集中が途切れる
- 操作のたびにエディタの外へ意識が逸れる
- 文体が「AIっぽく」均質化してしまう
02 解決策
Solution
呼んだときだけ並走するエディタ
AIを常時介入させず、書き手が求めた瞬間だけ応答する設計にしました。Tiptapのブロック構造を活かして、提案を本文へ自然に差し込むブロックリプレースを実装。生成はClaude APIを用い、ストリーミング表示で待ち時間を感じさせないようにしています。
- 選択範囲ベースの軽量な提案UI(ブロックリプレース)
- Claude API+ストリーミングで「待たせない」応答
- マスコット『つむぎ』の5表情で、AIの介入を和らげる
03 成果
Outcome
設計思想を、動くプロダクトに落とし込めた
現時点での成果は利用者数ではなく、『静かな並走者』という設計思想を実際に動くプロダクトとして形にできたことです。フルリニューアル版(v2.0)を完成させ、Tiptapのブロックリプレースとつむぎの5表情を実装。実装過程は技術記事(Zenn)にもまとめました。『呼んだときだけ支える体験が、書き手の文体を保ったまま下書きを速くできるか』を、これからのクローズドβで検証していきます。
v2.0 フルリニューアル達成マスコット『つむぎ』5表情Zenn 技術記事化
✦ 技術スタック
NNext.js
TSTypeScript
RReact
TTiptap
CClaude API
~Tailwind CSS
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